【バスケ】福岡第一高校の圧倒的強さの秘訣とは
福岡第一の圧倒的強さ
彼らの強さというのはスタートの5人で言えば
#24松崎の得点力、#8河村の速さ、アシスト力#46小川の巧さ
#10古橋の3ポイント力、#60スティーブの高さ
というのがやはり目を引かれますよね。
昨年の福岡第一って、個人の能力であんなに圧倒的に優勝することが出来たんでしょうか??
私はチーム力であそこまでの圧倒的強さまでのぼりつめることが出来たんだとおもうんです。
そこで彼らのチーム力の強さを3つに分けて説明しますね。
福岡第一の速さ
彼らのバスケットを見たとき、ほとんどの人が「うわ、はっや」と思うと思います。
それが彼らの強みでしたよね。第一といえば速攻、みたいな。
そこで、彼らの速さをじっくり見てほしいんです。
起点となるのは必ず、河村か小川です。
相手ボールからマイボールになった瞬間、コートの真ん中のライン(ミドルライン)
に彼らのどちらかがボールを受けに来ます。
それと同時に松崎と古橋が両ウィング(コートの両サイド)をダッシュで走り抜けます。
そこに河村か小川がアシストか自分でフィニッシュする、というとてもシンプルなものが福岡第一の速攻なんです。
なんだ、簡単じゃん。と、思っている人もいると思います。
これがどれほど難しいかわかってないんです。というかできないから勝てないんです。
ガードがボールを受けるタイミング、走る人の走り出しのタイミングなど、すべてがかみ合っていないとあの速攻は出せないんです。
しかもそれを40分間、継続することが出来ますか?
簡単そうに見えて、実はとてつもなく難しいことを彼らは平気でやってのけるんですよね。おそろしや...
福岡第一の守備力
どの試合を見ても大体の人はオフェンスしか見ないんですよね。派手だから。
でも福岡第一のディフェンスだけは言ってしまえば桜ヶ丘の富永選手よりも派手でインパクトがあったと思うのは私だけでしょうか?
youtubeに福岡第一のディフェンス集があがるほどですよ?
普通ディフェンス集なんて動画つくられますか?(笑)しかも高校生の。
それほどに彼らのディフェンスは強力であり、破壊力抜群でしたよね。
この動画を見てもらえればわかると思うんですけど、ノーマークが出来ないんですよね。
ふらふらとドリブルをしているとすぐダブルチームが来て潰され、パスもローテーションしているので取られ、ペネトレイトするとスティーブにブロックされ...
こりゃ無理ですよね(笑)
桜ヶ丘戦の後半のゾーンプレスなんてボールを運ぶだけで精一杯、
自陣に入っても残り時間が少ないので思うようなプレができない、、
半端ないですね。(笑)
先ほど福岡第一の速さについて言いましたが、このディフェンスがあってあの速攻があるわけです。
桜ヶ丘の富永選手も前半はすごかったですが後半はほぼ完璧に抑えられていました。
どれだけバスケットにおいてディフェンスが大切かわかりましたよね...
選手層の厚さ
福岡第一には部員が70人を超える部員がいます。
その中にも中学時代に全中に出たりだとかジュニアオールスターに選ばれた人たちがいて「俺がメンバーに」「いや俺が」と、毎日練習をしているわけです。
レギュラーの中にも固定のメンバーが7,8人いる訳なので、60人近くの人数が残りの枠に入ろうと切磋琢磨していきます。そうなれば最後のうウィンターカップに選ばれるメンバーというのは言えば「最高の15人」というわけです。
そりゃ誰が出ようと大差はないですよね。
実際、飛龍戦では4Q残り1分30秒だけで控えの選手が12点あげていました。
恐ろしいですね...
以上が福岡第一の強さの秘訣だと私は感じました。
とにかく守って走る!という感じでした。河村、小川、スティーブは今年も残っているのでとても楽しみです!!